このサイトでは,池波正太郎の時代小説「鬼平犯科帳」のストーリーの舞台となった場所を散策し,
江戸時代の情景が想像できるような風景,
あるいは逆に全く違ってしまった現代の風景を写した"散歩写真"を掲載していきたいと思います.
池波正太郎「鬼平犯科帳」は,江戸時代中期の天明7年(1787年)-寛政7年(1795年)に火付盗賊改方の頭であった長谷川平蔵を主人公とするフィクションです.
ストーリーは完全にフィクションなのですが,
ストーリーが展開する場所は具体的で詳細な記述があり,
江戸時代および現代の地図を照らし合わせると,その場所を特定できる場合が多いのです.
土地には,それぞれの性格あるいは雰囲気というものがあると思います.
池波正太郎は,江戸時代の資料にもとづいて,また池波自身が肌で感じた東京の風景から,江戸の町のそれぞれの場所の雰囲気を想像し,小説のそれぞれのシーンに合った性格の土地を舞台として択んだのだと思います.
このサイトでは,小説に描かれたそれぞれの場所を訪れて,その土地の雰囲気を自分の肌で確かめながら撮影した写真を掲載していきたいと思います.
散歩の途上では,好奇心を全開にすることを心掛けます.
時には鬼平犯科帳から脇道に逸れることも良しとさせて頂きたいと思います.
鬼平犯科帳を読んでいない方にも,東京の町の散歩写真として,あるいは散歩の手引きとして愉しんで頂けるようにしたいと思います.
1.江戸城清水門外 |
2.本所 |
3.深川扇橋・千鳥橋 |
4.深川富岡八幡宮 |
5.目黒不動 |
6.高輪台 |
7.品川 |
8.麻布 |
9.雑司ヶ谷 |
10.日本橋川 |
11.四谷坂町・先手組組屋敷 |
12.根岸 |
次のサイトは鬼平犯科帳の舞台となった場所のガイドとして非常に便利で,筆者も参考にさせて頂いております.
最終更新:2018.03.05