このサイトでは,大田区内を散策して撮影した,坂道ならではの風情のある"散歩写真"を掲載していきたいと思います.
坂道の風景には独特の風情があります.タモリ「坂道美学入門」(参考文献[1])によると,坂道鑑賞のポイントは(1)勾配の具合,(2)湾曲の仕方,(3)まわりに江戸の風情をかもしだすものがある,(4)名前に由来,由緒がある,ということです.
これらの4点がそこを歩く人の心に働きかけて,平坦な道とは違う,独特の感傷を生むのだと考えられます.
東京は起伏の多い土地で無数の坂があります.例えば麻布近辺だけでも暗闇坂,鼠坂など風情のある坂が多数あります.
人口に膾炙した有名坂を訪れて鑑賞するのも良いですが,自分で町を歩いて自らお気に入りの坂を発見するのもまた大きな愉しみでしょう.
この方針で,東京の坂をしらみつぶしに探し回って写真を撮るという,気の遠くなるようなプロジェクトを個人的に開始しました.
手始めに東京南端の大田区から始めます.
(大田区西北部から始めるのは単に私がアクセスし易かったと云う個人的な都合です.)
坂道は無数にあり,何の変哲も無い,何の魅力も感じられない坂道も多数あります.
ここに掲載するのは,風景写真,散歩写真として(私個人の観点で)うまく撮れた写真です.
有名な坂でも,良い写真が撮れなかった場合には,単に私個人の能力の限界からくるものですが,何も掲載しないで通り過ぎることをお許しいただければと思います.
何はともあれ,大田区の散歩写真として,あるいは散歩の手引きとして愉しんで頂けるようにしたいと思います.
1.田園調布地区(その1) |
2.田園調布地区(その2) |
3.千束地区 |
4.雪谷地区(その1) |
5.雪谷地区(その2) |
6.上池台地区 |
参考文献
最終更新:2018.03.21